平成24年度活動報告
- 1. 研究委員会名
- 嫌気性微生物処理研究委員会
- 2. 会員数
- 88名
- 3. 主な活動内容
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本研究委員会の研究活動対象は,し尿,浄化槽汚泥,畜産廃棄物,農業廃棄物,工場廃水,下水汚泥,生ゴミなどの嫌気性微生物処理技術などである。 特に,有機性廃水,生ゴミ,畜産廃棄物などからの有機酸,水素,メタン回収および回収物の利用法に関する研究にも言及しているが, これらは循環型社会を目指すためには不可欠な技術であるという認識に基づいている。
平成24年の日本水環境学会シンポジウムでは、セッション 「嫌気性微生物を用いた排水処理とバイオマス循環利用」を開催し、多くの発表と活発な討議がおこなわれた。また特別講演「中国における嫌気性処理技術の応用現況」を開催した。
平成24年8月に台湾・台中市逢甲大学で開催されたThe 8th International Workshop on Innovative Anaerobic Technology and International Workshop on Kitchen Waste-Based Bioenergyへの協力を行った。
- 4. 今後の予定
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平成24年度は、第16回日本水環境学会シンポジウム(11月、琉球委大学)で「嫌気性技術による排水・廃棄物処理と未利用バイオマスからのエネルギー生産」と題するセッションを開催する。
水環境学会誌のレビュー特集の準備をおこなう。