公益社団法人 日本水環境学会
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ノンポイント汚染研究委員会

平成23年度活動報告

1. 研究委員会名
ノンポイント汚染研究委員会
2. 会員数
89名
3. 主な活動内容

平成23年度環境研究総合推進費(革新型研究開発領域課題) 「非特定汚染源からの流出負荷量の推計手法に関する研究(代表者:古米弘明/水環境学会)」 の実施にあたり、市街地流出,農地流出,森林流出,新原単位提案の4分野で作業部会を設定し、活動した。

8月22~24日に第15回ノンポイント汚染研究委員会ワークショップ「ワークショップin豊川・豊橋」を開催し、 社会人・学生ナイトセッション(研究発表会およびパネルディスカッション)、現地見学,フィ-ルドワ-ク, 精度管理実験など多彩な行事を展開した。8月22日には豊橋技術科学大学サテライトオフィス(豊橋)において、 公開シンポジウム「豊川流域の水環境について」を開催した。

9月の日本水環境学会シンポジウムでは 「流域管理に向けた原単位のあり方とその方向性」 PDF と題するセッションを開催した。

12月15日には水工学委員会環境水理部会との共催シンポジウム 「流域圏の物質輸送に関する実態評価の現状と課題」~陸域から内湾(湖沼)までを 俯瞰的に理解する 第二回:有機物・栄養塩動態を通して~を、京都大学東京オフィス会議室(東京)で開催した。

委員間の情報交換・交流のためのメーリングリストを開設した。

4. 今後の予定

平成24年度環境研究総合推進費(革新型研究開発領域課題) 「流域に沈着した放射性物質の移動と消長に関する文献調査及び知見整理(代表者:古米弘明/水環境学会)」に応募し,採択された。 当研究委員会委員が参画し、成果をホームページで公開するとともに平成25年3月に報告会を開催予定である。

平成23年度環境研究総合推進費「非特定汚染源からの流出負荷量の推計手法に関する研究」に関する成果報告会を平成24年6月下旬に開催予定である。

水工学委員会環境水理部会との共催シンポジウム:「流域圏の物質輸送に関する実態評価の現状と課題」 第三回を開催する。 対象は,震災関連の物質移動(放射性物質、がれき等)を検討中である。

ワークショップin飯田(仮)を8月第4週(20日~24日)のうちの2泊3日で開催予定、公開シンポジウム,学生ナイトセッション, フィールドワーク,グループディスカッション他、水質調査など実技面を充実させたワークショップとする方針である。

9月の第15回水環境学会シンポジウムで「流域管理に向けた原単位のあり方とその方向性(2)」と題するセッションを開催する。

研究委員会及び各部会のHPの充実、メーリングリストの運営をおこなう。

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