公益社団法人 日本水環境学会
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平成26年度活動報告

1. 研究委員会名
水環境と洗剤研究委員会
2. 会員数
20名
3. 主な活動内容
平成26年度は,第17回日本水環境学会シンポジウム(9月,滋賀県立大学)で「生活関連化学物質に関する環境研究:環境・生物試料の分析法と環境実態の解明」と題するセッションを開催した.このセッションでは,アジア地域で環境研究に携わる研究者やアジアをフィールドにしてきた研究者を招き,最新の研究成果や研究遂行に当たっての問題点,今後の課題などについてディスカッションした. また,26年5月26日には愛媛県沿岸に漂着したスジイルカおよびハナゴンドウの病理解剖と臓器組織試料の採取をおこなう鯨類解剖ワークショップを開催した. 環境毒性学会の若手研究者グループとミーティングの機会を設け,将来的な共同セッションの可能性等についてのディスカッションもおこなった.
4. 今後の予定
平成27年度も基本的には水環境学会シンポジウムでセッションを開催すること,また引き続き生活関連化学物質やアジア地域の水環境研究に関して課題とするという共通認識のもと,セッション「生活関連化学物質に関する環境研究:環境・生物試料の分析法と環境実態の解明(2)」を開催し,本研究委員会が生活関連化学物質に関する環境研究にどのように関わり貢献できるかについて議論し,産官学の研究者の参画や共同研究の可能性について検討したい.
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