公益社団法人 日本水環境学会
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熱帯・亜熱帯地域水環境研究委員会

2017年度活動報告

1. 研究委員会名
熱帯・亜熱帯地域水環境研究委員会
2. 会員数
19名
3. 主な活動内容
 第20回日本水環境学会シンポジウム(9月,和歌山大学)で「熱帯亜熱帯地域における水処理技術の特性と展望」と題するセッションを開催した.
 冊子「熱帯・亜熱帯地域水環境に関する研究動向」を作成して配布した.
 環境学習を通じた地域環境保全・創造活動として,小学生への農業農村の大切さと水環境の現状や重要性への理解を通じた水環境問題の解決と持続可能な地域社会の構築に資する観点から,糸満市立米須小学校において,身近な米須地下ダム流域に展開する農業と水環境を学習する出前授業を実施した。
 2017年12月、琉球大学農学部学生に対して、沖縄の農業と水環境の現状について紹介するとともに,米須地下ダム流域の圃場と地下ダム及び下流海岸の見学等の出前講座を開催した。
4. 今後の予定
 第21回日本水環境学会シンポジウム(9月,島根大学)で「熱帯亜熱帯地域における地域の暮らしと沿岸域を含めた陸水環境の現状・課題」と題するセッションを開催する予定である.
 関連学会等と連携を図りつつ,亜熱帯地域の水環境の理解を通じて,保全・創造に寄与するため,2017年度に引き続き,沖縄県内(糸満市,西原町等)和歌山県上富田町で実施されている農地水環境活動等の水環境教育活動等の地域貢献活動への参画を行う.
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