「水環境学会誌」 第29巻(2006)
総目次 (数字は号数-通巻頁数を示す。)

〈巻頭言〉
〔新会長挨拶〕学会の構造改革とアカデミズムの重視を 渡辺 義公 1- 1
現実化してきた温暖化―社会へ働きかける専門家の役目 西岡 秀三 2- 51
ウイルスへの新しい対応 大垣 眞一郎 3- 123
日常生活の抱える危うさ 田中 宏明 4- 185
環境分析技術(心と技)継承の重要性  中野 武 5- 237
第40回日本水環境学会年会  石橋 良信 6- 295
天  網  藤田 賢二 7- 359
バイオアッセイによる環境影響評価  青山  勳 8- 425
ELISAによる環境計測の現状  大川 秀郎 9- 509
フィールド科学での長期モニタリングの重要性 海老■ 潜 一 10-573
ノンポイント汚染―科学から政策へ―  山田  淳 11-665
水環境学会シンポジウムから世界への情報発信を  松島  眸 12-763

〈特 集〉
 年頭に当たって,日本水環境学会の将来を会員の皆様に考えていただき,またご提言をいただく機会とする記事を組ませていただきました。渡辺会長体制での船出は,学会の新たな発展を確信させるものではありますが,低経済成長時代となった現在においては,その行方は必ずしも楽観的なものとはいえません。学会のさらなる発展をめざすためには,まず,今あるポテンシャルをいかに維持していくかということが大きな課題となっています。岡田前会長の下,このような“学会のサステイナビリティ”を検討するために,運営理事会の下,構造改革ワーキンググループ(WG)が設置され,その答申がまとめられました。ここでは,会員の皆様にこの答申の骨子を御報告させていただきます。新生学会が目指す姿を皆様にも考えていただければ幸甚です。(構造改革ワーキンググループ)
1- 3
 2005年2月16日の京都議定書発効から1年が経過したのを契機に,水環境の視点からみた地球温暖化問題についての議論を深めることを目的として,特集「地球温暖化と水環境」を企画しました。本特集ではまず,地球温暖化に関する国際的な動向と国内対策を紹介いただくとともに,地球温暖化問題を考慮した水環境管理について解説していただきます。さらに,地球温暖化と下水道,農耕地あるいは地下水との関連についての最新の研究動向について紹介いただきます。本特集企画が,今後の水環境管理のあり方を議論する上で有意なものになると期待しています。(担当編集企画委員 高知大学農学部・藤原 拓)
地球温暖化に関する国際的な動向と国内対策  黒川陽一郎 2- 52
地球温暖化問題を考慮した水環境管理  花木 啓祐 2- 57
地球温暖化と下水道  森田 弘昭 2- 62
農耕地からの地球温暖化ガスNO発生とその抑制  南澤  究,
 犬伏 和之
2- 67
地球温暖化と地下水塩水化  神野 健二,
 広城 吉成
2- 72
 近年の遺伝子検出技術の進展により,従来にない広い対象の水におけるウイルス遺伝子の存在が明らかになってきた。また,水中ウイルスの定量的な評価法や,対象となるウイルス粒子の新たな回収方法との組み合わせ等により「生きているウイルス遺伝子」検出の可能性が示されており,ウイルスのリスク評価に関する議論やウイルスの水質基準等が再び注目されてきている。「水環境の古くて新しい問題」である水中ウイルスについて認識を新たにするきっかけとして,本特集では,水環境におけるウイルス汚染の実態やウイルス問題に関する近年の研究成果と課題について水中の健康関連微生物研究委員会の方々にご紹介いただいた。(担当編集企画委員 鳥取大学工学部・増田貴則)
腸管系ウイルスによる水質汚染と食品汚染  矢野 一好 3-124
河川および海域における病原ウイルス汚染〜ノロウイルス調査事例〜  佐野 大輔,
 植木  洋
3-130
水環境および飲料水におけるノロウイルス汚染  片山 浩之 3-135
水道におけるウイルス汚染の発生事例とウイルス処理技術  金子 光美 3-139
水環境中のウイルスによる感染リスク評価  渡部  徹 3-143
 1990年代以降の欧米諸国において,主に医療用および畜産用の各種医薬品やパーソナルケア製品(PPCPs)を起源とする化学物質が水環境中から検出されている。これらの環境中における存在濃度は極わずかである事が想定されるが,薬効としてヒトの神経系や代謝系などの恒常性に影響を及ぼす物質が含まれるため,その挙動について関心が寄せられている。また水生生態系への影響についても注目されているところである。
 本特集では,医薬品類を対象とした国内外の水環境における実態調査の事例や機器分析法,各種水処理プロセスにおける挙動,生態毒性に関する影響評価等,最新の研究動向につき論じていただく。(担当編集企画委員 国立保健医療科学院・島ア 大)
水環境中の医薬品の検出事例および分析方法  山本 敦子,
 益永 茂樹
4-186
医薬品類の水処理プロセスでの分解,吸着,分離挙動  浦瀬 太郎 4-191
下水処理過程における医薬品類の挙動  鈴木  穣 4-196
医薬品・生活関連物質の環境汚染と生態影響  有薗 幸司,
 高尾 雄二
4-200
 昨今,化学物質による環境汚染が明らかになっているが,その実態や影響を明らかにする上で,環境試料中の目的成分を正しく分析することは最も基本的なことであり,それをないがしろにしては,適切な結論を導くことは困難である。しかし,化学物質を対象とする調査・研究では,分析機器も高性能化しており,高度な分析技術が求められている。また,環境汚染は地域特有な問題であることが多い。そこで本特集号では,地域に密着した現場調査,高度な分析およびデータ解析に日常的に携わっている地方環境研究所の方々に,環境分析の意義や実際の操作手順,および分析上の留意点についてご執筆いただいた。(担当編集企画委員 大阪市立環境科学研究所・新矢将尚)
環境分析を行うにあたって〜サンプリングと分析計画〜  花田 喜文 5-238
水環境調査におけるダイオキシン類分析上の留意点  先山 孝則 5-243
農薬分析における留意点―GC/MSおよびLC/MSによるモニタリング  田辺 顕子
 川田 邦明
5-249
金属分析における留意点  小倉 光夫 5-254
 第40回日本水環境学会年会は,2006年3月15日から17日までの3日間,仙台市の東北学院大学で開催されました。昨年同様,たくさんの論文発表と参加者があり,盛大な年会となりました。
 本号では,この第40回年会のまとめとして総括報告,海外在住外国人研究者招聘基金助成対象者からの報告,年会優秀発表賞の報告,記念講演会の報告および見学会の報告について特集を企画しました。また,セッション報告については,学会ホームページに掲載しております。http://www.jswe.or.jpからアクセスしてご覧下さい。(担当編集企画委員 鳥取大学工学部・増田貴則)
総括報告 矢 野 篤 男 6-296
トピックス報告
6-303
 膜を利用した水処理技術は,膜分離の持つ優れた固液分離性能という特徴を生かし,浄水,下排水処理,工業プロセス用水供給と再利用,ビル中水道,浄化槽など広範な範囲において応用されており,将来も水処理技術の中核的な役割を担うと期待されている。しかし,このトレンドの解釈には,膜技術が単に個々の要素技術において普及しているという位置づけだけではなく,流域における健全な水循環系の創造のために不可欠な技術として期待されているという視点が不可欠である。本特集は以上の視点に立ち,各水処理分野における膜分離の現状と将来展望についてまとめたものである。
(本特集は,膜を利用した水処理技術研究委員会 委員長・長岡 裕と編集企画部会との共同企画です。 編集企画委員 オルガノ梶E江口正浩)
水循環型社会の到来と膜技術の展開  長岡  裕 7-360
膜分離活性汚泥法の下水処理への応用  村上 孝雄 7-365
産業界における用水・排水処理での膜技術の適用  小島 康成 7-370
浄水分野における膜技術の展開―日韓における現状と将来展望―  阿瀬 智暢
  金  漢承
7-374
逆浸透膜における膜汚染とその対策  川勝 孝博
 一柳 直人
7-378
 2003年5月に「化学物質の審査および製造等の規制に関する法律」が改正され,化学物質の生態影響を評価するために藻類・ミジンコ・メダカを用いたバイオアッセイが導入されました。化学物質の生態リスク評価は,バイオアッセイによって評価可能と期待されていますが,本来,バイオアッセイは化学物質の毒性を評価するための試験方法であり,環境試料(水,底質など)の毒性評価への適用は専門家により意見が分かれるところです。本特集では,化学汚染された水環境の生物学的(あるいは生態学的)評価方法として期待されるバイオアッセイへの理解を深めるために,様々なバイオアッセイを用いて水環境を評価してきた専門家によるバイオアッセイの理論と実際について解説していただきます。
 (担当編集企画委員 国立環境研究所・柏田祥策)
環境水のバイオアッセイ〜Whole Effluent Toxicityの考え方  鑪迫 典久 8-426
海洋汚染とバイオアッセイ  岡村 秀雄 8-433
底質汚染評価のためのバイオアッセイ  中村 由行 8-438
河川環境における農薬類生態影響の総合評価  畠山 成久 8-444
 従来から問題視されてきたダイオキシン類,ポリ塩化ビフェニール類,農薬類,内分泌攪乱物質,界面活性剤類などに加え,近年,臭素系難燃剤,撥水剤,医薬品などが新たな環境汚染物質として顕在化してきた。これら化学物質の測定には,通常,再現性および信頼性の高いLC-MSやGC-MSのような機器分析が用いられるが,計測ニーズの多様化に伴い,機器分析だけでは限界が見えつつあることは否めない。最近ではこの一助として簡便,迅速かつ安価な生物検定法が注目されている。環境省が平成16年12月27日にダイオキシン類の測定の一部に生物検定法による測定法を認めたのは好例であり,今後ますます簡易測定法に対するニーズは高まるものと思われる。本特集では簡易測定法の中でも特に酵素免疫法(Enzyme-Linked Immunosorbent Assay,ELISA)やバイオセンサに焦点をあて,抗原抗体反応を利用した環境計測の現状について最先端研究をご紹介いただく。
 (担当編集企画委員 郷田泰弘(日本エンバイロケミカルズ)・池 道彦(大阪大学))
ELISAによる環境汚染物質の測定  宮本 信一,有薗 幸司 9-510
上水分析におけるELISAの利用 ―― アルコールエトキシレート測定を例に ――  郷田 泰弘 9-517
河川・下水道分野におけるELISAの利用  岡安 祐司 9-523
環境技術実証モデル事業におけるELISA法の精度管理について  小川 敏幸,角脇  怜 9-528
ダイオキシン分析へのバイオセンシングの応用―ダイオキシン簡易分析システムの開発―  片岡 千和 9-533
 地方環境研究所(地環研)の最近の動向をみると人的にも予算的にも閉塞状況に陥っていると感じられるところがある。人的には団塊の世代と若い世代の人的構成のバランスが非常に悪い。また,予算的には,地環研の予算の重要な部分を占めていた環境基準点調査の予算(補助金)が激減したことさらに県単の予算も減少したこと等,これらが重なり閉塞的な状況に陥っていると考えられる。このような状況の中,環境問題はやはり地環研が中心的な存在として活躍すべきである。なぜなら,大学,国研等より密接に環境データと向かい合っているからであり,これを失うことは環境問題において由々しき問題である。ここでは,環境の調査研究について,大学,国研に比べ予算他もろもろの不利な条件のもと地環研がこんなにもがんばっているのだということを理解していただき,これからの地環研を背負って立つ若人に励みになる内容,展望が持てる内容を団塊の世代,それに近い世代の方々に執筆していただいた。(担当編集企画委員 千葉科学大学危機管理学部・永淵 修)
北海道における長期モニタリングと地方環境研究所の課題  石川  靖  10-574
日本海固有水,化学成分からみた特徴  斉藤 勝美 10-580
千葉県内河川の窒素類濃度について  飯村  晃 10-585
湖沼水質の長期モニタリング  石飛  裕 10-589
大阪府における水環境モニタリングへの取り組み  服部 幸和 10-593
 本誌編集査読部会では,本誌が水環境の改善に寄与することを意図して,1991年から水環境における本学会会員のニーズや関心が高いと思われるテーマを取り上げ,論文特集号を企画・刊行してきました。16回目の今回は「ノンポイント汚染の実態と評価」をテーマに選定して論文を募集し,発刊する運びとなりました。これまで,フィールド研究を対象とした特集は,研究対象をキーワードとした「湖沼の環境保全」(1995年)や「沿岸域の環境保全と修復」(1998年),研究手法に基づく「水環境の調査型研究」(2001年)が企画されてきました。今回は5年ぶりの特集として,発生源の視点からノンポイント汚染を取り上げました。
 ノンポイント汚染に関する研究は,降雨や気温等の自然条件に左右されることや環境中での反応が多岐にわたることから,多数の研究が行われているものの体系化が十分になされていないのが現状です。このため,募集の会告では,排出源としては降雨,森林,農耕地,都市域等,対象物質は栄養塩,農薬,PAH,環境ホルモン等,研究手法では汚染実態の調査型研究,モデル解析,負荷削減技術,政策提言等研究等,対象や手法が多彩なことを指摘し,いろいろな切り口から多数の論文が投稿されることを期待しました。
 その結果,多数の投稿が得られ,受理された13編が特集号に掲載されることになりました。短期間にもかかわらず,本特集号の査読をお引き受けいただいた諸先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今回受理された論文は,排出源による分類では,森林が3編,温泉湧水が1編,農耕地が3編,降雨も含めた市街地が3編となり,他に湖沼底質の浄化対策が1編あり,多くの排出源に対する論文が集まりました。また,対象物質による分類では,有機物・栄養塩が6編と多く,続いて金属が3編,SSが2編,農薬が2編,とこちらも多岐にわたっています。ただ,期待していたモデル解析,負荷削減技術,政策提言等の論文がなく,調査型の研究が大半となったことは多少の物足りなさは残りますが,この分野の研究の現状を表したものと考えられます。
 閉鎖性水域の水環境保全には,ノンポイント汚染の制御が重要であることが指摘されており,本論文特集号が,この分野の発展に寄与するとともに,学会会員の皆様方の今後の研究・技術に少しでもお役に立つことを期待しています。(編集査読部会委員 井上隆信)
 第9回日本水環境学会シンポジウムは,2006年9月5日(火)・6日(水)の両日,日本大学理工学部駿河台キャンパス(東京都千代田区)において開催されました。13の研究委員会および環境科学会,日本生物工学会との合同企画による11のシンポジウムが開催され,活発な討議が行われました。また,他学協会とのパートナーシップ形成の一環として,環境科学会年会との無料聴講制度という新たな試みが実施されるとともに,環境科学会との合同シンポジウム「記憶と水の風景」が開催されました。本号では,シンポジウム全体の総括報告および各研究委員会シンポジウムでの発表と討議内容を紹介するとともに,トピックスとして合同シンポジウムの模様について取り上げました。(担当編集企画委員 鳥取大学工学部・増田貴則)
総括報告  齋藤 利晃 12-764
研究委員会報告 12-769
トピックス報告 12-780

〈総説〉
森林流域からの倒木や流木の流出芳賀 弘和,坂本  康,小川  滋 4-207

〈論 文〉
カーボン被覆酸化チタンの光触媒能と吸着能 豊田 昌宏,Tryba Beata,伊藤 栄記,津村 朋樹,稲垣 道夫 1- 9
茶園―ため池―水田―水路系の連鎖による窒素除去量の推定 山本 富久,中曽根英雄,黒田 久雄,加藤  亮 1- 15
優占二枚貝ホトトギスガイが博多湾湾奥の水・底質に与える影響 熊谷 博史,渡辺 亮一, 山ア 惟義,藤田 健一 1- 21
分散気泡を利用した河川水からのフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)の除去 鈴木 祥広,安藤 康弘,丸山 俊朗,満山 宗人,下津 義博,五味 謙之,森  広和,国包 章一 1- 29
石油汚染土壌におけるアルカン分解菌の同定 輕部真起子,珠坪 一晃,大矢 俊次,谷口  紳,宮  晶子 1- 37
γ線および電子線照射によるCryptosporidium parvumオーシストの不活化効果 森田 重光,平田  強 2- 79
富栄養湖の藻類増殖に及ぼす流入浮遊物質からのリン溶出の影響 手塚 公裕,佐藤 洋一,中村 玄正 2- 87
矢作川下流におけるDSi:DIN比の変動要因 児玉 真史,田中 勝久,澤田 知希,都築  基,山本 有司,柳澤 豊重 2- 93
鉄酸化細菌を活用したスラリー型反応装置による電気メッキ排水からの金属分離回収 三木  理,加藤 敏朗,実原 幾雄,Dong-Hee Park,Jong-Moon Park,Jae-Young Lee,Hee-Dong Chun,Sung-Kook Park 3-151
吸虫セルカリアに対する銅・亜鉛および塩素の毒性 兒玉 裕美子,浦部美佐子 3-157
低圧・中圧紫外線ランプ照射によるダム湖水中の藻類の増殖抑制 酒井 宏治,小熊久美子,藏重 直樹,森  雅佳,井芹  寧,金尾 充浩,片山 浩之,大垣眞一郎 3-163
松島湾における溶存有機物質と鉄の空間分布及び季節変化 藤井  学,佐々木 陽,大友  俊,渡部  徹,大村 達夫 3-169
都市下水二次処理水からのリンを吸着した火山灰土型リン吸着材の性質及びそのリン肥効 江  耀宗,柳田 友隆,三谷 知世,野々山 弥 4-215
東京湾におけるフッ素系界面活性剤の環境挙動 小高 良介,益永 茂樹 4-221
電気化学的方法によるトリクロロエチレンの分解 張  貞姫,秋間  大,高田  誠,中井 智司,細見 正明 4-229
模擬降雨流出水採取法に基づく路面塵埃環境の時間的・空間的変動特性の把握 二瓶 泰雄,砂田 岳彦,水野 智之 5-261
アオサ類の堆積によるアマモ場への影響 杉本 憲司,平岡 喜代典,太田 誠二,新村 陽子,寺脇 利信,岡田 光正 5-269
人工湿地におけるヤマトシジミ濾過速度の季節変化 藤岡 克己,戸田 一則,森  俊樹,山口 啓子,相崎 守弘 6-319
貯水池底層部における鉄とリンの挙動について 原田 加奈子,岩崎 健次,古里 栄一,浅枝 隆 6-327
屎尿分離トイレを用いた尿からのMAP回収プラントの開発 原田 英典,清水 芳久,佐藤 大介,宮越  優,松井 三郎,松田 知成,長坂 俊樹 7-383
嫌気共生培養系を利用した未培養系統分類群に属するメタン生成古細菌の分離・培養 酒井 早苗,井町 寛之,関口 勇地,大橋 晶良,原田 秀樹,鎌形 洋一 7-389
二相循環式水素・メタン発酵プロセスにおける微生物群集の構造解析 大羽 美香,李  玉友,野池 達也 7-399
下水汚泥の液体コンポスト化における汚泥の分解に関わる細菌群集構造の解析 庄司  仁,落  修一,春日 郁朗,尾崎 正明 7-407
東京湾底質中のダイオキシン類分布と起源 吉澤 正,石渡 康尊,半野 勝正,仁平 雅子,小倉 久子,鯉渕 幸生,依田 彦太郎,原  雄 8-463
底質コアサンプル分析結果に基づいた東京湾流域におけるCo-PCBの排出量の推計に関する研究 志々目 友博 8-469
底質中Co-PCB濃度の経年変化に基づいたダイオキシン類摂取量変化の推定 志々目 友博 8-477
大正末期から昭和初期に行われた大橋川拡幅以前の宍道湖の塩分 平塚 純一,山室 真澄,森脇 晋平,石飛 裕 9-541
ポリビニルアルコール(PVA)ゲルビーズ流動床によるパラニトロフェノール含有廃水の処理 川越 保徳,福田 淳,高橋 弘和,藤本  綾,南 直哉,古川 憲治 9-547
関東地方に生息するモツゴ地域個体群内の遺伝的多様性の評価及びそれに対するストレッサーの推定に関する研究 亀田 豊,益永 茂樹 9-553
ボックスモデルによる有明海の窒素収支の構造解析  中嶋 雅孝,横山 佳裕,内田 唯史,中野 拓治,山田 耕士,中西 弘 10-605
UASBとDHSリアクターによる嫌気・好気処理システムの染色実廃水への適用 中村 一彦,大橋 晶良,井町 寛之,原田 秀樹 10-613
グルコースの嫌気性発酵における減圧の影響に関する基礎研究
 
島 正信,白武 佑一,島田 康司 10-621
混合微生物群によるでんぷんの高温水素発酵特性 堆 洋平,李 玉友 10-627
感潮河川(北九州市紫川)の高濁度域における懸濁粒子の起源 門谷 茂,三戸 勇吾,山田 佳裕,多田 邦尚,木田 明典,上田 直子 山田 真知子 10-635
豊平川におけるヒ素の動態と流域管理 辰巳 健一,神 和夫,橘 治国 11-671
わが国における渓流水のリン酸態リン濃度とその規定要因 若松 孝志,木平 英一,新藤 純子,吉岡 崇仁,岡本 勝男,板谷 明美,金  ■植 11-679
畜産排泄物規制前後の栄養塩の流出特性 加藤 亮,石島 智恵,黒田 久雄,中曽根 英雄,桐 博英 11-687
自動車交通に起因して流出する鉛の発生源の同定 新矢 将尚,船坂 邦弘,加田平 賢史,松井 三郎 11-693
雨天時における路面排水の水質特性および汚濁負荷の流出挙動に関する研究 和田 桂子,藤井 滋穂 11-699
淀川本川の高頻度定時調査と出水時調査による農薬流出評価 海老P 潜一,川村 裕紀 11-705
琵琶湖流域の水田群における除草剤の流出とその要因 須戸 幹,川地 武 11-715
四万十川源流部の森林における降雨時の硝酸態窒素流出特性 篠宮 佳樹,山田 毅,稲垣 善之,鳥居 厚志 11-723
佐鳴湖底泥からの窒素・リン・COD負荷量の評価 …坂 田 昌 弘,谷   幸 則,宮 田 直 幸,岩 堀 恵 祐 12-789
河川流域における化学物質リスク評価のための産総研―水系暴露解析モデルの開発 石川 百合子,東海 明宏 12-797
除草剤メフェナセットの流出量評価のための簡易モデルの検討 永淵  修,伊利 沙汀,井上 隆信,海老P 潜一,浮田 正夫 12-809
農業水利の影響解析のための分布型水文水質モデルの開発 宗像 義之,白谷 栄作,高橋 順二,長谷部  均,吉永 育生,人見 忠良,三浦  麻 12-815

〈ノート〉
鉄粉浄化壁を用いたエレクトロレメディエーションによる有機塩素化合物の処理法木村 智之,田中 俊逸 2-101
淡水魚腸内寄生虫に対する重金属毒性検出の試み 林  村,浦部 美佐子,吉塚 和治 6-333
酵母を用いたエチレンジアミン・ヘキサメチレンジアミンの処理に関する基礎的検討 渡部 貴志,鈴木 修,藤井 力,尾崎 則篤,正木 和夫,家藤 治幸 6-339
ジルコニウムメゾ構造体を用いたリン除去に関する研究 李  相協,李  炳千,李  官勇,渡辺 義公,岩本 正和 8-483
東京都内の道路塵埃中重金属類の溶出特性 村上 道夫,中島 典之,古米 弘明,加藤 勇治 11-731
閉鎖性水域における底層部への高濃度酸素水導入による水質改善効果に関する研究 今井 剛,村上 奉行,浮田 正夫,関根 雅彦,樋口 隆哉 11-737
都市下水二次処理水のリン除去に使用した火山灰土型リン吸着材からのリン回収及び回収リンの肥効 江  耀宗,柳田 友隆,三谷 知世 12-823

〈技術報告〉
塩素,オゾン,紫外線消毒した生活排水の変異原性試験による安全性の評価竹田   茂,稲田 貴嗣,伏脇 裕一,森  康明 1- 45
UASBリアクターと不織布懸架式散水ろ床を組合せたプラントによる畜舎汚水の処理特性田中 康男,鈴木 一好,福永  栄,永田 龍三郎 2-107
ストリッピングボルタンメトリーを適用した鉛汚染土壌のオンサイト評価手法の開発石山  高,高橋 基之,鈴木 幸治,古庄 義明 2-115
夜間水抜き操作を導入したゼオライト水耕排水処理施設の窒素除去に関する研究 桑原 智之,原田 知佳,大崎 由紀子,相崎 守弘 6-343
簡易手法による有明海に流入するCOD,窒素,リンの経年負荷量の推定 中野 裕香子,中嶋 雅孝,横山 佳裕,内田 唯史,中野 拓治,中西  弘 6-349
塩化セリウムを用いた凝集沈殿法によるほう素含有排水の処理に関する検討 秀平 敦子,井上 充 10-643
キレート樹脂法による水中ヒ素(V)とヒ素(X)の除去技術 平田 静子,近藤 芙美子 10-649

〈調査報告〉
都市河川水の水温に及ぼす下水処理場放流水の影響中室 克彦,奥野 智史,田 聡子,田口  寛,井上 知明,上田 彬博,福永  勲,加賀城直哉,服部 幸和,厚井 弘志 3-177
第1回身近な水環境の全国一斉調査の調査方法とその結果の検討 丹野 忠弘,高橋 克彦,本間 君枝,佐山 公一,倉 宗司,中山  尚 5-275
東京都多摩地域飲用地下水における臭素酸イオンの実態調査 宇佐美 美穂子,鈴木 俊也,矢口 久美子,安田 和男,永山 敏廣 5-281
河川浄化施設における環境ホルモン類の低減効果 長門 幸朗,水田 仁志,本田 健二,大岩 俊雄 5-287
降雨時における集団茶園流域の河川水質と流出負荷特性 山本 富久,中曽根 英雄,黒田 久雄,加藤  亮 7-415
有明海におけるCeratium furcaChattonella属の日周鉛直運動の特徴および躍層との関係 中野 拓治,山田 耕士, 金子 俊幸,中嶋 雅孝, 本城 凡夫 8-489
茶園流域における農業用ため池の水質特性 山本 富久,中曽根 英雄,黒田 久雄,加藤 亮 9-561
琵琶湖北湖における鉛直方向の長期水質モニタリング 津田 泰三,岡本 高弘,藤原 直樹,中村 忠貴,矢田 稔,佐貫 典子,土肥 誠,面田 美紀,一瀬 諭,若林 徹哉,青木 茂,原 良平 9-565
上水汚泥から回収した凝集剤の農薬類等に対する凝集沈殿効果 石川 精一,上田 直子,奥村 裕司,飯田 義和,樋口 雅之,苗床 江理,徳永 保範,馬場 謙三 10-653
東京都多摩地域における飲用の井戸水中農薬の実態調査 鈴木 俊也,宇佐美 美穂子,岡本 寛,永山 敏廣 10-659
集団茶園系のノンポイントソースによる硝酸負荷の実態―静岡県牧之原台地における事例― 山本 富久,中曽根 英雄,黒田 久雄,加藤 亮 11-745
宮川における台風21号(平成16年)による長期間の濁流水の継続に関する調査 岩ア 誠二,加藤 進 11-749
屋根面堆積負荷の非定常挙動に関する連続観測 二瓶 泰雄,吉田 拓司,砂田 岳彦 11-755
珪藻プランクトンのトレーサー利用による諌早湾における懸濁粒子の輸送と堆積起源の推定 横山 佳裕,吉次 祥子,中嶋 雅孝,長谷川 明宏,山田 耕士,中西 弘 12-829
多々良川水系におけるタナゴ類の分布域の推移とタナゴ類・二枚貝の生息に及ぼす都市化の影響 鬼倉 徳雄,中島 淳,江口 勝久,乾 隆帝,比嘉 枝利子,三宅 琢也,河村 功一,松井 誠一,及川  信 12-837