公益社団法人 日本水環境学会
汽水域

汽水域

●活動の目的と概要(委員会オリジナルサイトはこちら

汽水とは淡水と海水が混合した水を指し,日本における汽水域は主に河川感潮域と汽水湖である.河川勾配が緩やかな大陸では汽水域が100km以上あるのが普通で,汽水環境に関する研究者も多い.しかし日本では汽水域が少ないことから研究者も少なく,交流の機会が限られてきた.本研究委員会は汽水域に関する水環境問題について研究交流を深めるとともに,汽水域を有する地域社会に最新の科学情報を提供することを目的とする.

なおWikipediaによると汽水域(brackish water habitat)としてestuaries, mangroves, brackish marsh, brackish sea, brackish water lakes, lochs, coastal lagoons, deltasが挙げられている.日本ではmangrovesは亜熱帯に限定され,またbrackish seaは存在しないが,委員会ではこのような汽水域についても研究対象とする.

●シンポジウムでのセッション開催状況

第27回(2024)汽水域と災害・自然保全 ~能登半島地震から学ぶこと(予定)

第26回(2023)水圏を巡るホットな話題と汽水域

第25回(2022)地球温暖化を巡る水環境の現状・課題と対応

第24回(2021)陸から海へ:淡水・汽水・海水域の独自性と共通性

第23回(2020)汽水域の生物生産 ~物理・化学的基盤と生態系

第22回(2019)塩分が変化し成層しやすい汽水域をどうするか~課題と展望

第21回(2018)日本の汽水域 その現状と課題

●その他の講演会,セミナー,セッション,見学会等

若手向け講習会「汽水域で使える新技術~若手から若手へ」

第22回シンポジウムにあわせて北海道の汽水湖を巡る巡検を開催

第21回シンポジウムにおいて、宍道湖・中海を対象に見学会を開催

●入会方法と連絡先

個人会員の方は会員専用ページから入会申込が出来ます.
個人会員以外の方は幹事(事務局)までご連絡ください.

委員長
清家 泰:島根大学
〒690-8504 島根県松江市西川津町1060
Tel: 0852-32-6425 Fax: 0852-32-6429
E-mail: yseike@riko.shimane-u.ac.jp(メール送付の際には@を半角としてください)
幹事(事務局)
山室真澄(幹事長):東京大学
〒277-8563 柏市柏の葉 5-1-5 環境棟562
Tel: 04-7136-4770 Fax: 04-7136-4756
E-mail: yamamuro@edu.k.u-tokyo.ac.jp(メール送付の際には@を半角としてください)
菅原庄吾:島根大学
〒690-8504 島根県松江市西川津町1060
Tel: 0852-32-6411 Fax: 0852-32-6411
E-mail: suga@riko.shimane-u.ac.jp(メール送付の際には@を半角としてください)

●活動報告

  • 2023年度
  • 2022年度
  • 2021年度
  • 2020年度
  • 2019年度
  • 2018年度
  • 2017年度
  • 本研究委員会は2018(H30)年度に設立

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