汽水域研究委員会
2022年度活動報告
- 1. 研究委員会名
- 汽水域研究委員会
- 2. 会員数
- 27人
- 3. 主な活動内容
- 第25回日本水環境学会シンポジウム(9月,東京大学)で「地球温暖化を巡る水環境の現状・課題と対応」と題するセッションを熱帯・亜熱帯地域水環境研究委員会との共催で開催した.
- 2022年5月~6月に若手向け講習会「汽水域で使える新技術~若手から若手へ」を3回開催した.
- 2022年度は研究委員会のネットワークを利用して、全国12カ所の水道水中ネオニコチノイドを分析する研究が行われた.
- 会員相互の交流・親睦機能に加え,汽水域に関心を持つ一般の方の情報源となることを目指したホームページを開設し,ホームページには会員限定で閲覧できる場所に,汽水域に関係する論文などの資料をアップして便宜を図っている.ホームページには一般の方もアクセスできる「情報コーナー」に汽水に関する情報を掲載している.
- 4. 今後の予定
- 第26回日本水環境学会シンポジウム(9月、大阪大学)で「水圏を巡るホットな話題と汽水域」と題するセッションを開催する.またシンポジウムに合わせて、近畿圏の汽水域である阿蘇海・舞鶴湾の見学会を開催する.
- 昨年度に引き続き,汽水域委員会のホームページの会員限定でアクセスできる場所に,汽水域に関する論文や書籍などを格納する.
- 2023年度については自主研究、あるいは委員会として取り組む研究は未定だが、北海道・沖縄を除く全国の河川で、生活史の一部を汽水域で過ごす魚類の減少が著しいとの声が寄せられている.これについて関係団体から引き続き情報を受けるとともに幹事会で検討を重ね、委員会として解明に貢献できる可能性がある場合には、委員会活動として取り組む方向で検討する.
- 研究委員会HP「汽水域のひろば」
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